【30→21】2020年 マイ年間ベスト楽曲
2020年年間マイベスト楽曲ベスト30です!
書き始めたらそこそこの量になってしまったのでとりあえず30→21までです
30 ハルジオン - YOASOBI
YOASOBIの3作品目
落ち着いた印象のAメロからの躍動的に徐々に畳み掛けるBメロが特に良いなと。8分の単純なリズムだけどアウフタクトをうまく活かして耳に残って好き。
YOASOBIに限った話ではないけどサブスクリプションサービス・YouTubeとかが主戦場のアーティストって、感情的に歌うより機械的(無機質)なボーカルが多い気がするので(これによって大衆性が高い曲が多いなと。群青ではこれとは違ったややドラマチックな印象を少し受けたけど)歌唱力の高さが必要な曲よりも単にメロディのキャッチーさとかアレンジの面白さで良いなと感じることが多い。
ハルジオンの場合は4つ打ちのノリの良さがボーカルに合ってて良いなと思う
29 37.5℃ - オレンジスパイニクラブ
今年1月にリリースされたミニアルバム「イラつくときはいつだって」に収録
気だるげな雰囲気が歌声と合ってて好きです。12月に入ってからオレンジスパイニクラブ名前だけ見るけどどんな感じなんでしょと聴き始めたらかなり好みな音をしてた良い出会い。ミニアルバム自体も気に入ってるのでそれはまた別途(アルバムランキングの方も書くように促して自分に課す)。
いつ何時もアルバムに収録されてる派手ではないミドルテンポのメロが良い曲が好きなのでランクイン
28 起死回生の一発 - Winners
今年5月にリリースされたアルバム「BURST POP ISLAND」に収録
開始5秒で強烈に炸裂するシンセメロがまずつよい。そこから熱量テンションが落ちることがなく1曲丸々続くのが潔すぎて最高。具体的にいうと落ちサビで音が落ち着いたりすること無くバンドの音の圧が終始変わらないのが、アレンジで魅せる曲も増えてる昨今だからこそ逆に好印象になるなと。
曲の後半の構成も好きで2サビが終わって、アウトロメロなのかと思ってしまうような吐露しているような畳み掛けるメロがくるがそこで終わることなくその後音が一瞬止まる2:49辺りのサビのキメがくるんだけど、今までの勢いがあるからこそこの音が止まるキメ部分が活きてて否が応でもぶち上がるのが最高
27 夏の重力 - The Songbards
若手4人組ロックバンドThe Songbards。今年9月にリリースされたミニアルバム「SOLITUDE」に収録
個人的な2020年の夏の1曲といったらこれ!シンプルで昔ながらの8ビートのロックンロール。いかにも歌モノロックで自分の好みピッタリ。
メロディーの良さだけでも充分に良い曲なんだけど、Bメロからサビにいくギターフレーズがよかったり1番と2番で間奏の入れ方が変わってたり(1番はAメロの後に小さな間奏が入り2番はそれが無くてBメロからサビいかずにサビメロをギターが歌う間奏。この2B終わりの間奏好き)、聴けば聴くほど良いなと感じる部分が多いのがランクインした所以ですね
26 DANCING SHOES - Mr.Children
説明不要の国民的ロックバンドが今年12月にリリースしたアルバム「SOUNDTRACKS」に収録
正直曲単体ではなくアルバムを通して聴いた上でこの曲が1曲目な事が最高っていう評価も含んでると思う(もちろん曲としても好きだけど)。ここ最近のアルバムにはなかったローなAメロから始まることで今回はそういう始まり(過去作で言うと「I」とか「言わせてみてぇもんだ」)なんだと思わせてからのBメロで耳に残るキメが続いてそこから盛り上げてサビで一気に開ける展開最高。特にこのサビの開け方が気持ち良すぎる(PADDLEを彷彿)。まさに閉鎖的なとこから開放的なとこへ扉が開くようなイメージが音からダイレクトに伝わる。
曲終わる時はちゃんと明るい印象で終わることでその後のアルバムの暖かな流れにちゃんと合っていて、曲単体のキャラとしてもちゃんとたちつつアルバムの1ピースとしても機能してるのが見事な1曲だなと思います。
25 New Me, Continued -
THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 4 シリーズ共通曲
アイドルマスター765プロオールスターズのキャラごとにオリジナルソロ曲カバー曲共通曲が収録されているMASTER ARTISTシリーズの第4弾各CDに収録
またしてもメロが良いミドルナンバー(好みなので頻繁に登場します)。シンプルな曲も好きだけどこういうリズミカルにすすむメロディの曲も好き(ただこういうタイプの曲は好きな時はかなり好きになるけど歌詞の言葉乗りが気に入らなかったり音に違和感を覚えてささらないなと思う時もある)
アイマスの好きなとこの1つが辛かった過去・泣きたくなるような出来事もちゃんと未来に連れて前を向いていくようなパワーをダイレクトに感じられる肯定感・人間賛歌なとこなんだけど、この曲はそんな好きな部分が下記の一例のようにわかりやすく沢山散りばめられていて最高
・「限りある生命 限りない奇跡」
・「くりかえす喜び ぶりかえす悲しみ」
・「単純だけど 簡単じゃないけど 自分らしく 生きてゆこう」
・「泣いて笑って 生まれかわる」
あとそんなメッセージ性のある歌詞とは別で「かたん、ことん、と」って歌詞が1番Bメロにあるんだけど音の乗っかり方がとても好きです。
24 好きだよ、好き。- DIALOGUE+
今年4月にリリースされたミニアルバム「DREAMY-LOGUE」に収録
1月に開催されたDIALOGUE JAMで初披露された時から好きです。アイドル声優が歌うにはあまりにも王道をいってると思うけどストリングスが効いたアレンジ、まだ駆け出しの8人が歌うことのドラマ性、MVの演出などでより良い曲へと昇華されているなと。 「東京は優しいか厳しいかまだわからないからさ」とよりリアルな駆け出しアイドルの気持ちが歌詞に入ってるあたりがドラマ性とリンクしてるのも良いですね「世の中に少しでも僕を待つ誰かがいるってこと」って歌詞も好き
23 アカシア - BUMP OF CHICKEN
ポケモンスペシャルミュージックビデオ「GOTCHA!」のテーマソングとして配信され後に11月にシングルとしてリリースされた楽曲
これから何かが始まるようなワクワクしたイントロが良くて、rayとかAuroraとかここ数年のBUMPの4つうちの明るいポップスの系譜を感じて好き(rayもAuroraも大好き)。それとポケモンソードを最近プレイしたので
・「いつか君を見つけた時に 君に僕も見つけてもらったんだな」
・「君の一歩は僕より遠い 間違いなく君の凄いところ 足跡は僕の方が多い 間違いなく僕の凄いところ」
あたりの歌詞はとてもグッとくる。あとポケモンの世界観にも満点級に寄り添えてるのにバンドの歌としてもちゃんと解釈できるのがまた良いですね
22 弥生町ロンリープラネット - UNISON SQUARE GARDEN
今年9月にリリースされたアルバム「Patrick Vegee」に収録
ユニゾンのバラードってあまり大きくドラマチックな展開をしない曲が多い気がするんだけど、この曲はシンプルなギターとハイハットから始まり淡々としたAメロから強烈なギター音でダイナミックなサビに突入するのから分かるようにダイナミクスの幅が効いててとてもドラマチックなバラードになっていてこれはこれで好きだなと。ギターベースドラムの小さなアンサンブルが曲の中で次々と起こるのも好き。
曲だけでも充分にドラマチックだけど歌詞も中々良くて「あいまいを無理やりきらめきに置き換えて 思い切り自分を甘やかしたいな」とか「独りぼっちのままじゃ気づけない単純なことが しあわせになるよ しあわせになる」とかが個人的には好き。
言わずもがなだけど最後の「そしてぼくらの春が来る」の仕掛けは天才ですね(オンラインライブで目撃した瞬間の感動が忘れられない)
21 嘘 - 田村ゆかり
今年6月にリリースされたアルバム「Candy tuft」に収録
これは作詞作曲奥華子さんなんだけど合わないはずがなかった。もともとライブイベントで奥さんの「恋」をカバーした事もあり今作は手慣れ感すら感じる完成度だと思う。散々Twitterでゆかりさんの歌唱力の素晴らしさは言ってるけどその感情に潜っているかのような深みがある表現力は本当に唯一無二なので、ラブバラード歌わせたら女性声優の中では右に出る人はいないと思っています
はい。
せっせと20以降も書いてるのでまた次回